はたらく仲間たち
- はたらく仲間たち
- U.Y
- 今の職種を目指したきっかけ
- 障がい者の日中活動の生活支援員として働く中で、障がいに対する理解や障がい福祉制度、施策を学びたい、物事の全体像を見られる仕事がしたいと思いました。相談支援の異動の打診があった時、「行きます」と即答しました。
- 愛仁会を選んだ理由
- 学生時代に気軽に始めた短期入所のバイトでした。障がいのある方や、職員の働く姿を見て、「普通と思っていたことは全然普通ではない。福祉は面白い。」と思いました。職場の雰囲気も良く、入職しました。福祉で何をしたいかは定まっていなかったので、多分野で事業を展開している法人なら、色々経験を積めるだろうとの思いもありました。
- 現在の仕事内容
- 障がい児者が自分らしく日常生活・社会生活を営めるよう、共に考え、プランを立てて、実行するケアマネジメントがメインの仕事です。利用者を中心にさまざまな事業所、専門職種、社会資源をつなぐ仕事であり、チームアプローチの要として働いています。また、地域で生活する障がい児者や家族、関係者の相談にも応じています。
- 働くことで自己実現 or 目標達成できたこと
- 相談支援専門員は長く続けることで、地域の中で横のつながりができ、自分自身が地域の社会資源の一つになっていくことを実感できる仕事です。また障がいは特殊分野なようでいて、児童、成人、高齢期等ライフステージが幅広く、教育、福祉、医療、就労等と相談に応じる内容も幅広いです。さらに身体、知的、精神、発達、難病と障がい種別も多種多様な為、勉強のし甲斐がとてもあります。日々、自分の知識や経験が積まれていくことに喜びを感じます。相談支援専門員、事業所には様々な情報が集約されます。今後はそれらを効果的に活かせるようICTも活用し、資源のネットワーク化、業務の効率化の仕組みを整え、地域福祉の力の向上により一層寄与したいです。
- 他職種との関わり
- チームアプローチの要として本人を中心に他職種と連携することが多いです。直接支援の現場をモニタリングしたり、利用者のプランについて専門的見地からアドバイスをいただいたり、毎日いろいろな他職種とやりとりしています。担当者会議を開催し、利用者も家族も他職種も集って、これからのプランを話し合うのはとても有意義な時間に感じます。同じ相談支援専門員同士で励まし合う関係もとても貴重です。
- プライベートの過ごし方
- 2歳と0歳の息子たちの父として、一緒に遊び、成長していく様子を見守っています。実家に顔見せたり、地域のイベント覗いてみたりしていますが、福祉を仕事にしていると日々の営みがより意味を持っているように感じられます。
- これから一緒に働く仲間(学生)へ一言
- ミクロのケースワークからマクロの社会資源の整備・開発まで、まさにソーシャルワークの最前線で活躍できるのが、相談支援専門員の魅力です。皆さんの活躍が10年後、20年後の福祉の未来をつくることになるという意識を持って、共に支え合い、地域福祉を盛り上げていきましょう。