人材育成
education system教育・研修制度
愛仁会の教育・研修は大きく分けて、職種に関わらず全職員が対象となるもの(主に法人単位・施設単位で実施)と、職種ごとにそれぞれの部門・分野で実施されるものとがあります。主な例は以下の通りです。
全職員が対象となるもの
入職時研修
入職時研修では主として以下の内容を学びます。以前は入社式の後などに集合形式で行っていましたが、コロナ禍を経て現在は動画研修を中心としています。施設によっては一部の内容を集合形式で行う場合があります。
- 社会人としての基本的な心構えやルール(ビジネスマナーなど)
- 愛仁会職員としての基本的な心構えやルール(就業規則など)
- 医の倫理
- 感染対策や医療安全に関する研修
- そのほか、施設により救命講習など
医療安全研修、感染対策防止研修、倫理研修
医療・介護の質を高め患者さん・利用者さんと職員の双方を守るために、医療安全や感染対策などの研修を定期的に(年 1-2 回)行います。
愛仁会学術集会
2016 年度より、法人独自の学術集会として愛仁会学術集会を企画・開催しています(1-2 年に 1回)。さまざまな職種の職員が部署の取り組みや研究成果、業務改善の成果などを発表し、聴衆(職員)との質疑や座談会などを行います。近年はリアルタイム配信で開催されており、自宅などアクセスしやすい場所からの参加が可能です。
職種ごとに実施されるもの
職種ごとに実施される教育・研修は、それぞれの職種・領域によって多岐にわたります。主な例として、医師の臨床研修(初期研修医・専攻医)、看護師のキャリアラダーなどが挙げられます。他にも業務を行う上で重要な資格等の取得支援や、特定の専門領域・技能について法人独自の認定を行う制度などで職員のスキルアップ・キャリアアップを促進しています。
Personnel evaluation system人事評価制度
愛仁会グループでは、2021 年度より人事評価制度を新制度へ移行しております。新しくなった制度は、人材育成の視点を重視し、各職種による評価としており、その結果をフィードバックする仕組みにより上長とのコミュニケーションを図る環境作りに取り組んでいます。
内容としては、年度の目標を設定し、その難易度と達成状況(取り組んだプロセス)を評価する「目標管理」、職種ごとに、業務遂行に必要な技能の習得度や実践度を評価する「スキル評価」、規律性など組織人として必要な姿勢・行動を評価する「情意・育成評価」の3つの分類で構成されています。本制度により、職員の能力や業務への貢献度などを評価、可視化し、組織目標達成や人材育成へと結びつけていくことで、職員の成長を促進し、組織の成長にもつなげていけると考えています。